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(2)-3 〜模試受験『ミニ体験記』〜 c0230-moshi.html

私自身、本試験を受けるにあたって、絶対に、ぶっつけ本番だけは避
けようと考えていた。国家試験(医療技術職)については、はるか昔
に受験した経験はあるが、なにせ約30年前の出来事で、記憶の彼方に
飛んでいる。

実際、模擬試験会場に出向いての受験を、10月頃に受けようと計画し
た。最初はS市まで出かけての受験(C社主催)を検討したが、タイ
ミング悪く、ちょうど新型インフルエンザ騒動が勃発、一泊二日での
受験になることもあり、ちょっと二の足を踏む。

そこで、日帰りでの受験が可能になるA市で開催されるT社企画の模
擬試験に切り替える。試験実施の当日、早朝4時に起床、A市に向か
う。試験会場は、それほど人数は集まっていなかったが、それでも、
やはり、私が一番、年長のように思われた。

本試験と同じように午前10時から模擬試験が開始される。結構、難し
く、時間ばかりが過ぎて行くようで焦る。なんとかぎりぎりで終了。
出来た感じが全くなく、疲労感だけが残る。
昼は、以前、T先生から伝受された秘伝の特定果物(笑)とカステラ
を食べてパワーアップを図る。それと、慢性疾患の薬を忘れないよう
に飲む。(これも大事)

午後の試験では、途中、睡魔が襲ってきて参った。やはり時間が短く、
見直す余裕もなく終了してしまう。試験終了後、職員の方から、解説
付き解答集をもらう。とても恐ろしくて、その場での答え合わせをす
る勇気がなく、『すごく、難しかったです。』と話をするのがやっと
で、足早に模擬試験会場を後にした。実際、相当、悪いだろうと覚悟
を決めていた。

帰りは、試験会場近くの本屋さんに受験対策の本を捜す目的で寄る。
そうしたら、ちょうど喫茶コーナーがあり、つい誘惑が押さえきれず、
そこで答え合わせをすることとした。すると、思っているよりは出来
は良かった。『何とかなりそうだ』という安堵の気持ちに包まれなが
ら帰路の就いた。

後日、送付された成績表では、88点であった。点数は、自己採点で見
当がついていたが、全体の総合順位と偏差値にびっくり。正直、出来
すぎではないか、との思いを持った。
(総合順位-約3,000人中100番台,偏差値-68台)

その後も引き続き、3つの模擬試験を受けたが、試験会場に行くまでの
時間が取れず、全て自宅受験の形になった。それでも出来る限り試験会
場での雰囲気を疑似体験しようと、近くの図書館まで行って、そこの学
習室で受験した。実際、そこを利用するのは、中学生か高校生が、ほと
んどで、少々、おじさん的には、気恥ずかしかったが…。